パートナーや両親と
不動産を購入する際に、名義を誰にしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そんな中で、最近は共有名義を選ぶ方が増えてきています。
共有名義とは、たとえば夫婦で
不動産を購入する場合にそれぞれが出資し、出資額に応じた所有時分で登記を行うことです。
今回は、そんな
不動産共有名義のメリットとデメリットについて解説していきます。
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不動産共有名義のメリット
1つ目のメリットは、
売却時に特別控除が二重で受けられるということです。
マイホームを
売却した際は譲渡所得から3,000万円までの控除を受けることができるので、
不動産共有名義の場合はそれぞれが3,000万円まで控除が受けられます。
2つ目のメリットは、住宅ローン控除が二重で受けられるということです。
住宅ローン控除は収入に応じて減税額が変わり、
不動産共有名義にするとそれぞれの収入に応じた金額が減税されます。
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不動産共有名義のデメリット
1つ目のデメリットは、所有者全員の承諾がなければ
売却できないということです。
不動産共有名義は所有者が複数人いる状態なので、
売却する際は全員から承諾を得る必要があります。
2つ目のデメリットは、共有名義人が亡くなった際に相続の対象になるということです。
もし
不動産共有名義人の相続人が複数人いる場合は、共有名義人が増えていく可能性があるのでその分トラブルになることも多いでしょう。
▼まとめ
不動産共有名義は控除を二重で受けられるというメリットがありますが、その他にもいくつかデメリットがあります。
不動産共有名義について知りたい方は、気軽にお問い合わせください。