最近では、相続税の節税のために現金ではなく
不動産を相続する方が増えています。
しかし、
不動産を相続する際には様々な書類や手続きが必要になるので、トラブルになる可能性もあります。
そこで今回は、
不動産を相続する際の注意点について解説していきます。
▼基礎控除額を計算する
相続税は、全ての
不動産に対してかかるものではありません。
相続税には基礎控除というものがあるので、遺産の総額がこの基礎控除を超えない場合は相続税を支払う必要がないのです。
基礎控除額は相続する人数によって異なるので、事前に計算して相続税がかかるのかどうか確認しておきましょう。
▼相続にかかる費用を計算する
相続の際に発生する費用は相続税だけではなく、登録免許税や書類費用などがかかる場合もあります。
相続税ばかりに気を取られてしまいがちですが、その他の費用についても計算しておくことが大切です。
▼分割方法を選ぶ
不動産を複数人で相続する場合は、遺産の分割方法を決める必要があります。
分割方法は、現物分割・代償分割・換価分割の3種類で、それぞれの相続人に適した方法を選ぶことになります。
この際にトラブルになることが多いので、トラブルを避けるためにも相続人同士でしっかり話し合うことが大切です。
▼まとめ
不動産を相続する際には、今回紹介したようにいくつかの注意点があります。
円滑に相続を進めるためにも、しっかり相続について理解しておきましょう。